おしあげ耳鼻咽喉科

種々の薬が日本中で不足しがちです。

咳止め薬は在庫が僅かです。→粉薬、錠剤はありますが、シロップはありません(3月28日午後現在)。

◆咳は風邪など原疾患の治療薬で経過を見ます。
◆喘息・気管支炎などの場合はテープ剤や吸入薬の積極的使用。

一部の抗生剤が欠品もしくは不足しております。これにともない今後下記状況が起こりえますので、ご留意ください。

◆病状に対して1番推奨される抗生剤が処方できない場合があります(2番手、3番手候補の抗生剤などの処方)。
◆抗生剤の使用歴やアレルギー歴によっては抗生剤が処方できない場合があります。
◆ご希望の抗生剤・適切な抗生剤を処方した場合、在庫のある薬局をご自身で探していただく場合があります。
◆処方できる抗生剤がない場合、手術や処置での対応になる場合があります。その場合、連日処置通院になることがあります。

例1)急性中耳炎→鼓膜切開、連日耳の洗浄
例2)副鼻腔炎→鼻処置、ネブライザー(吸入)を連日
例3)扁桃炎→連日点滴通院や入院点滴

これらの影響を受けるのは細菌(ばい菌)による風邪関係の場合です。その他のウイルスによる風邪の治療には影響ありません。しかしながら、発症してみないとウイルスとも細菌(ばい菌)ともわかりませんので、皆様ひとりひとりの風邪予防(もらわない、他人にうつさない)を心がけていただければと思います。なお、マスクはウイルス以上に細菌感染の予防効果があります。また、アルコールで殺菌されない菌もありますので、石鹸での手指消毒を優先してください。皆様ができるだけ治療に困らず、すこやかに過ごせるようご協力お願い申し上げます。