おしあげ耳鼻咽喉科

墨田区では新型コロナとマイコプラズマが高止まりしています。また手足口病はかなり減少傾向。マイコプラズマも感染予防はコロナと同じで、マスク着用、手指消毒、換気となります。

ここ1～2週間の当院での陽性率は、
新型コロナ　発熱のある方の35%程度、発熱の無い方の8～18％程度
（12%を超えると検査を受けている方が足りないことを表すと考えてください。）
となっております。

マイコプラズマは、胸部レントゲン、血液検査などで診断できます。迅速検査キットも存在しますが、発症後1週間以上経ってからでないと反応が出にくい欠点があります。当院ではマイコプラズマの確定診断ができないため、ご心配な方は、内科・小児科にご相談ください。

また、熱がなくてもコロナ感染中の方もいる状況です。また、乳児から高齢者までコロナの感染が出ております。コロナなど感染症中であるにも関わらず、マスクを着用せず行動されている方が散見されます。なにかしらの風邪症状（感冒症状、鼻症状、のど症状など）がある方のマスク着用はマナー（常識を身に着けたご年齢の方はマナーをお守りください）ですので、コロナに限らず個人個人の感染予防のご協力お願い申し上げます。

※当院で在庫のある迅速キット：コロナウイルス、アデノウイルス、RSウイルス、溶連菌（、インフルエンザは入荷未定。)
※当院で在庫のない迅速キット：マイコプラズマ、ヒトメタニューモウイルス　→小児科さんなどにご相談ください
※検査キットが不要なウイルス感染症：ヘルパンギーナ、手足口病など

東京都のエリア別コロナ流行状況（東京都のHP発表と連動するようになりましたので常に最新情報となっております）
(参考値としてインフルエンザでは1以上で流行中、10以上が注意報、30以上が警報に該当します。コロナは基準を国が検討中です。)

東京都のエリア別マイコプラズマ流行状況（東京都のHP発表と連動するようになりましたので常に最新情報となっております）
(マイコプラズマは10以上で注意報、30以上で警報となります。)

墨田区の感染症(5類)のバランス（東京都のHP発表と連動するようになりましたので常に最新情報となっております）

なお、抗コロナ薬は3割負担の方で、ゾコーバ16,000円弱、ラゲブリオ約27,000円、パキロビット30,000円弱です(2024年4月から国の補助金がなくなりました)。1割負担の方はこの1/3程度になります。桁は間違っておりませんし、保険が効いてこの価格となります。持病や年齢次第での処方になっていきますので、当院で診断したとしてもこれまで通りかかりつけ医で抗コロナ薬の相談をお勧めします。持病の病状がはっきりしている場合、もしくは、かかりつけ医がない場合は、当院でご希望の方に処方可能ですが悪化時は内科への受診をお願いします。

感染症情報の引用元：東京都感染症情報センター（https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/）
グラフ化ツール：google スプレッドシート
(東京都感染症情報センターのHPもしくはgoogleのいずれかの動作が不安定なようで、時々変なデータが表示されることがあります。その場合が時間をおいて閲覧していただければと思います。)